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JRTGAとは?

英国公認日本語ガイド協会 (JRTGA)は、日本語でガイドする資格を持った英国公認ブルーバッジガイドとスコットランド公認ガイドの集まりで、非営利団体です。

発足は1985年、現在約60名の会員が登録しています。

常に高水準のガイデイングを保つ為に、勉強会や情報交換に励み、又会員の互助、労働条件の改善と向上等を目的に活動しています。

当協会の会員は British Guild of Tourist Guides、Association of professional Tourist Guides 、Scottish Tourist Guides Association のいずれかに所属し、40ヶ国語ガイドの一員として幅広く英国観光に貢献し、かつ重要な役割をも担い、英国を訪れる観光客の皆様に多くの知識とサービスを提供できるよう、努力しています。

会員のすべてが公認ガイドです。

これは歴史、地理、文化その他、広範囲にわたる専門知識を学んだ後、試験を経て与えられる英国公認ガイド証です。

私達は、現地在住のガイドとして生の声で最新の情報を交え、英国をより深く、正しくご理解頂けるよう、又、楽しんで頂けるよう努めつつ、皆様のご来英を心からお待ちしております。

日本語でのガイディング

私達、JRTGA ブルーバッジガイドは、日本語で、豊富な知識を正しく、なおかつ楽しくお伝えします。

私たちのご案内は、ガイドブックや録音テープのように、英語で用意された案内を単に訳したものではなく、多くの事実のなかから、特に日本からのお客様にご興味を持っていただける内容を選んでいます。

観光名所、旧跡などでは・・・

ウェストミンスター大寺院やロンドン塔、ウインザー城など、英国を代表する多くの名所、旧跡では、ブルーバッジ ガイドだけが、唯一、外部ガイドとしてご案内することが許されています。 

博物館・美術館などでは・・・

要点をおさえたハイライトツアーで、コレクションの意義・特徴を全体的につかんで頂けるように、わかりやすくご案内することが可能です。 

または、お客様のご興味に合わせて、特別なルートを組むことも出来ます。 

録音ガイドとは違って、それぞれのお客様にぴったりな内容をテーラーメイドでご案内差し上げます。 

また、ガイドに直接質問をしていただくことができるのも、ガイドブックや録音ガイドとの大きな違いです。 

ウォーキングツアー

楽しく,情報満載のウォーキングツアーで、個人では発見できない世界をご案内致します。JRTGA のブルーバッジガイドにお任せ下さい。

テーマツアー

何か特別に関心をお持ちでしたら、是非私達にご相談下さい。

ご希望のテーマに沿ったご案内が可能です。 

文学からビートルズ、撮影ロケ地やゴーストツアーなど、お気軽にお問い合わせください。

今の英国

JRTGA のガイドは常に最新の情報を身につけています。 

CPD(専門職継続能力開発)という総合学習プログラムで学び続け、誇りを持っているのは歴史だけではありません。

日本のお客様に喜んでいただけるガイディングのために、JRTGA 主催の定期的な勉強会なども行っています。 

活気があって魅力に溢れる“今の英国”も是非ごらん頂きたいと思っています。 

音楽、建築、ファッション、そして多文化国家・・・こんな英国を私達と一緒に探しにでかけませんか?

ブルーバッジとは?

ブルーバッジガイドの制度は第2次世界大戦後、ロンドンで始まりました。

街の中で爆撃を受けた場所などを案内したのが始まりだそうです。 

ブルーバッジガイドのギルドの前衛に当たる、「ガイドレクチャー・ギルド」は瓦礫の後にたくましく咲いている雑草の花がロゴに使われました。 

1951年、終戦後の国民の士気を高めるために「フェスティバル・オブ・ブリテン」というお祭がロンドンで開催され、たくさんの人々がロンドンに集まり、その案内役にもガイドは活躍しました。

ブルーバッジ資格取得のためのコースは通常18ヶ月で、受講するためには英国の基礎知識テストに合格した後、面接によって適性を証明する必要があります。 外国人の場合は、英国で就労する許可をすでに保持していることが受講の前提となります。 

受講が認められた後は、歴史、建築、美術、地理、英国の産業といった基礎的な勉強をする傍ら、実際に街を歩いて多くのことを学んでいきます。 

実地研修では、実際にマイクを持って人前で話す訓練をしたり、ボイストレーニングやファーストエイドなどの特別研修も用意されています。

 

最終試験はエッセイも含む筆記に加え、大型バス、ミニバスでのパノラミックツアー、各博物館や美術館でのサイトツアーなど、実地試験で採点が行われます。 試験には旅行業のみならず、英国の観光業界を代表する各機関のメンバーに加えて、現役のブルーバッジガイドも試験官として参加します。 

候補生が英国を代表する大使として、お客様の前に出ることがふさわしいかどうか、あらゆる点から吟味されるわけです。 

街角に建っている銅像の歴史から、田舎の羊の品種とその用途まで、ブルーバッジガイドがカバーするジャンルには限りがありません。 

多くのブルーバッジガイドには専門的な知識があり、お客様の趣旨に沿ったレクチャーなども行うことが出来ます。

当ガイド証は 60年の歴史があり、観光局(English Tourism Council), 文化庁(Department of Culture, Media and Sports), 通産省〔Department of Trade and Industry)の許、インステイチュート(Institute of Tourist Guiding)が管理しています。

スコットランドでは、スコットランドツアーガイド協会/Scottish Tourist Guides Association ( STGA)が公認ガイド資格を管理しています。

ブルーバッジの資格はインスティチュートもしくはSTGAによって管理されています

ご利用のガイドが正式に登録されたガイドなのかどうか簡単にチェックできます。

ガイドの苗字か名前をローマ字半角でインプットするだけです。