グラストンベリー


英語では「トゥァ」と発音します。
150メートルほどの小高い丘なのですが、昔はトールは島だったそう。
アヴァロン島とよばれて、アーサー王伝説に深い関わりがあります。
そのてっぺんには聖ミカエル教会が建っていました。こうして見ると、なんてことはない丘ですが、登ると結構キツイです。教会は塔だけが残っていて、天井もありません。この丘からは素晴らしい眺めを楽しむことが出来ます。 
 
 

グラストンベリー修道院跡

こういった奇抜な地形というのは、いつの時代でも信仰の対象になり得ました。
キリスト教の伝説では、この地は「アリマタヤのヨセフがやって来て、聖杯を埋めた場所」ということになっています。
その為に巡礼の人々によって大変経済的に潤った街でした。
火災で教会が経済的な危機に陥った時には、奇跡的にアーサー王のお墓が見つかりました。
でも結局はヘンリー8世によって修道院は解散させられて、今は廃墟になっています。

  チャリスウェル

世界中から癒しを求めてたくさんの人が訪れています。伝説ではアリマタヤのヨセフが聖杯を洗ったとされるところ。
トールが島だったときには、ここも島の一部だったはずで、海水が周りを取り囲んでいた時代には湧き水は貴重だったに違いありません。ミネラルの豊富な湧き水が、健康にいいことはきっと知られていたでしょうし、この聖泉の重要性は、あながち伝説だけには依らないと思います。
お庭のいろんな箇所に円を二つ重ねた形がモチーフになっています。
これは The Vesica Piscis とよばれて、二つの世界(例えば天と地など)の融合、そしてそのパワーを表しています。
井戸の蓋にもこのモチーフがあります。
現在このお庭はチャリスウェルトラストの所有で、管理もここが行っています。
聖泉ということで、なんだかご利益がありそうですが、実際ミネラル分が多いので、温泉のような効果は十分期待できると思います。 
チャリスウェルは水の販売は行っていませんが、オフィスで空のボトルを買うことができますから、もって帰ることは可能です。 

記事と写真 バートリーみき