richmond リッチモンド


リッチモンドはロンドン中心地から南西に15kmくらいで、公共の乗り物で簡単にアクセスできます。 
昔は宮殿もあった、王族とのかかわりの深い街だったのですが、現在は門の一部が残っているだけです。 
テムズ川沿いのかわいらしい街で、とりあえず景色がきれい。 
お勧めのコースはやはりテムズ沿いの散歩です。 
グリニッジよりも先に、この国の子午線が定められたのもここリッチモンド。テムズ川と国道316号線の交差する近くに、その記念碑が建っています。 
そこからグリーンに出る道に、昔の宮殿の面影を見ることができます。 
歴史に興味があるのなら、リッチモンド博物館を覗いてみてもいいかも。 

リッチモンドヒルをどんどん上がっていくと、途中でとても眺めのいいテラスに出ます。 
リッチモンドはフランス革命の時に、たくさんのフランス貴族が亡命して住んでいた町なのですが、彼らが特に気に入っていたのがこのテラスだったそうです。 
たくさんの画家がここからの景色を描きました。
テラスの脇にある、ナイチンゲールレーンという通りを少し降りるとピータシャムというホテルがあります。
ここのダイニングルームの眺めはとても素敵で、ランチやアフタヌーンティーにお勧めです。

王立美術学院の初代院長、ジョシュア・レイノルズが住んだ家はこのテラスの脇に今でも建っています。 
この家が見えるところに住みたいと、ターナーが家を建てたのは川の向こう側、イースト・トウィッケナムです。 
イーストトウィッケナムにある、マーブルヒルハウス。

また、ヴァンゴッホが画家になる前に一時期住んでいたのは、アイズルワースといって、その隣町です。 
 
リッチモンドからはハンプトン宮殿やテディントンまでクルーズを楽しむこともできます。 
季節や曜日で時間は変わりますから、はじめにピアでチェックしてから時間の配分を決めると無駄がありません。 
リッチモンド橋の脇で自転車を借りることもできますから、ロンドンで最大のサイズを誇る、リッチモンド公園をサイクリングしてみるのも悪くありません。
夕暮れ時の川沿いの景色は最高です。

 記事と写真 バートリーみき