ハム・ハウスは1637年から1948年まで、ダイサート伯爵家の屋敷でした。1680年にチャールズ2世の王妃キャサリンを来賓として迎えるためにダイサート伯爵夫人、エリザベス・ローダーデイルが改装し、その時代の装飾が、そのままの状態で今でも残っています。 ヴァン・ダイクのチャールズ1世の肖像画、リリーの肖像画、ファン・ディルヴェルデの海景画、ニコラス・ヒリヤードのミニチュア、すばらしい家具はダイサート家がずっとこの屋敷に飾っていたものです。1670年代のダマスク織りも見られます。 1948年よりナショナル・トラストが管理しています。 庭園は、英国では珍しい17世紀の幾何学式庭園が復元されています。キッチン・ガーデンの野菜はレストランで食べることができます。 記事と写真 ライト裕子 |