旧手術室博物館


変な名前でしょう?

博物館の名前です。 ロンドンの中にはいろんな博物館があります。
メジャーな博物館は、ガイドする頻度も高いのですが、マイナーな博物館はその存在すら知られていないないこともあります。
病院関係の博物館といえば「フローレンスナイチンゲール博物館」が有名です。 以前はクリミア戦争と彼女の功績を讃えた博物館で、看護学校の学生さんたちが多く訪れていました。
お土産に白衣のテディーベアなんかを売っていて、結構人気です。

旧手術室博物館にはかわいいお土産はありません(笑)
展示も「フローレンスナイチンゲール博物館」よりもちょっとリアルで薄気味悪いカンジ。
でもすごく楽しめます。
一つ一つのケースをじっくり眺めて注釈を読んで、あっという間に1時間半ほど使ってしまいます。
興味の度合いにも拠りますが、最低でも30分は必要じゃないかな?
ここは教会の屋根裏部屋を利用しているので、すっごく狭い螺旋階段からアプローチです。
そこで残念ながら足の不自由な方は入ることができません。

これは入ってすぐのキャビネット。

昔、薬として利用されたものが並んでいます。 
ナメクジ水とか、何となく効きそうな、効きなさそうな・・・。 
ちゃんと作り方も載っています。 
ヒルを飼っていたガラスのボウルなんかもありました。 
昔は何でも悪い血のせいと考えて、よく血を体から出したわけです。 
ナイフで切ったりするときもあれば、ヒルに吸わせたり。 

これが手術室。


ここは女性患者専用で、たくさんの医学生たちが手術の様子を見学したそうです。 
麻酔や衛生の観念がなかった時代には、手術は最後の手段でした。 
当時は床にはおがくずがひかれ、流れ出る血を吸い取らせたそうです。 

いろんな道具は進歩したものもあれば、いまだに似たような物を使っているものもあります。
例えばこれは切断手術のための道具。
 

これなんかは進歩しました。
なんと聴診器です。

変わったものが好きな方は是非どうぞ。

記事と写真 バートリーみき